ワインリスト~安旨ワインを追い求めて③~

ワイン

皆さん、こんにちは!
今回はワイン雑談です。今回も自己満足的に安旨ワインについて語っていきます!今回のテーマは「シャトー」と「国産ワイン」です。かなり偏見が入っているので、イチ個人の感想であり、ワイン初心者の方が美味しいワインを手っ取り早くゲットできるための指標の1つくらいに捉えてほしいのですが、「シャトー」の表記があるワインは美味しいです。なので、シャトーに触れつつ、ワインのオススメをします。

そして、我が国においても美味しいワインがあるので、ワインに興味がある日本の方は是非、国産ワインも楽しんでほしいと思っています!これも個人の感想ですけど、国産ワインは日本人の好みに寄り添ってる感じがします。なので、美味しいんですよね。世界的に見ても新世界のワインとして評価を受けているワインもいくつもあります。一緒に日本の「和」と「OMOTENASHI」を楽しみましょう!

シャトー(Chateau)とは?

シャトー(Chateau)は、フランスのボルドーワインの醸造所・ワイナリーと捉えていただければOKです。ワインのラベルには、ChateauやCHの表記がされているので、お目にかかったことがある人も多いと思います。私の存在意義は、皆さんと一緒に安旨ワインを飲んで豊かな人生を送ること。なので、5大シャトーやら、格付けについての紹介は割愛します(高価になりがちなので)。詳しくは下記リンク先の記事をご覧ください。

【参考:ワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン様】
ワインの五大シャトーって?ボルドーワインを知ろう | アカデミー・デュ・ヴァン ブログ (adv.gr.jp)


ちなみに、このシャトー(Chateau)の表記はすべてのワインに付けられるわけではないことがポイントです。醸造所・ワイナリー(シャトー(Chateau))が、主力商品として売り出しているワインに付けられるものになります。ゆえに私の独断と偏見で「シャトー(Chateau)が付くワインは美味しい」というルールが成り立っています。

繰り返しになりますが、シャトー(Chateau)はフランスワイン。なかでもボルドーワインですね。ワインリスト①で紹介したモンペラもボルドーワインです。

モンペラ(赤) 
モンペラ(白) 

モンペラを例に挙げると、モンペラを生み出したチーム(醸造所・ワイナリー)がモンペラということであり、チームのオーナーがデスパーニュ家ということになります。もし、モンペラの味に感動を覚えた方は、このデスパーニュ(DESPAGNE)の名前を知っておいても損はないです。

なお、似たようなモノで「ドメーヌ(Domaine)」があります。これは同じフランスでもブルゴーニュ地方の生産者のことを指します。

【参考:ワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン様】
ドメーヌ(Domaine)とは?ネゴシアンやシャトーとの違いは? | アカデミー・デュ・ヴァン ブログ (adv.gr.jp)

ボルドーワイン以外の「シャトー(Chateau)」

さて、今回は国産ワインにも触れていきたいので、日本のワインで「シャトー(Chateau)」が付くものを取り上げます。繰り返しになりますが、「シャトー(Chateau)」=主力商品の扱い。いわばエースプレイヤーなので、約束された存在です。我々を勝利を導くのが・・

シャトーメルシャン シリーズです。
キリンビール株式会社のワインブランドで知られている「メルシャン」ですけど、そのなかでも一線を画しているのが、「シャトーメルシャン」です。


シャトーメルシャン・藍茜
シャトーメルシャン・萌黄

まずは、「藍茜」と「萌黄」。
この辺りが、他の「シャトーメルシャン」シリーズよりも安価でスーパーやコンビニでもお買い求めできるものなのでオススメです。多くを語ることはない、飲めば分かるその美味しさと香り!詳しくは商品紹介ページをご覧ください。そして、「藍茜」と「萌黄」が気に入ったら他のもいっちゃってください!なお、ワインの”教科書”『神の雫』で掲載されている「シャトーメルシャン」シリーズは以下の通りです。

シャトーメルシャン・きいろ香
シャトーメルシャン・椀子 オムニス
シャトーメルシャン・桔梗ヶ原

勝利に導いた国産ワイン

さて、皆さんはワインをどういうときに飲みますか?色々なシーンがあると思いますけど、私は「幸せな時」「幸せになりたい時」にワインはそっと彩りを加えてくれるものだと思っています。・・・そうです。『神の雫』の神咲雫の言葉をパクってます。でも、言いえて妙ではないでしょうか。

ここからは、私がワインを勉強し始めたきっかけの話になります。
2023年のゴールデンウィークに親友と軽井沢まで旅行に行ったときに、信州牛を美味しくいただける焼き肉店で食事をしていました。今でもそうなのですが、私はビールが好きで、とりわけクラフトビールに目がありません。

片道5時間のロングドライブを経て、軽井沢の観光をひとしきりに楽しみ、少し早い時刻のディナーで現地のクラフトビールを頂く・・。旅先の高揚感と美味しい食事との掛け算によって、既に昇天しかけていました。


さぁ、次のビールを頂こうと思ったときに気づいたのですが、周りのテーブルでは多くの人がワイングラスを傾けているではないか!。当時はワインの「ワ」の字も知らないコワッパでしたが、「なるほど、信州はワインでも有名な産地だもんな。どれどれ試してみようではないか」と謎の上から目線で「ミュゼ デュバン 松本平ブラッククイーン」の2015年物を注文しました。

今でも忘れないのですが、ワイングラスに注がれた鮮やかな紫色の液体。その美しさに心を奪われてしまっていたのでした。そして、グラス口から広がる華やかなベリーの香り。この時点で「これは・・マズイぞ」と緊張感に包まれました。なんか、そういうときありません?とんでもなく美味しい覇気を纏った食事が出されると、ちょっと恐れに近い感情が生まれることって。そして、一口ゴクリと口に含んだその瞬間!・・私は人生の勝利を確信しました。

どうやら、焼き肉でワインを飲むと人は昇天するらしい。つまり、それだけ幸せになれるのだ。あまりの美味しさに気がふれた私は一心不乱にワインを流し込みます。


この松本平ブラッククイーンは国産ワインの中でも評価が高いですし、私も好きで何度か購入したことがあります。興味が湧いた方は是非ご賞味いただきたいです。味は辛口なのですが、香りも良く飲みやすいワインだと思います。ワイン初心者の方にもオススメできる一品です。

松本平ブラッククイーン

ちなみにその時にお邪魔したのは、軽井沢プリンスアウトレット内にある「Aging Beef 軽井沢店」です。

余談ですが、先日も親友たちと焼き肉に行った際にはワインを楽しみました。ちょっと奮発して完全個室のプライベート空間でニュージーランドのピノ・ノワールを頂きました。全員、完全に気持ちよくなってました。焼き肉にワイン。かなりオススメです。人生が変わります。ただし、お店によってはワインが置いてないことや何のコダワリも無いハウスワインだったりするので気を付けて!

パイオニアブロック

お邪魔した店:個室焼肉ITADAKI

世界のVIPにOMOTENASHIした安旨ワイン

最後に、これだけは語りたい!と強く思っているのは、「甲州 酵母の泡」です。私のワインリストの話で初めての泡、スパークリングワインの登場です。

このワインの特徴は、甲州種のキレのあるスッキリした味わいでありながらも、マスカットベーリーAの甘味が優しく包み込んで、飲みやすさを残した辛口の白ワインです。そして酵母のチカラで織りなすキメの細かい泡が美しい。シャンパングラスに注がれれば、テーブルを華やかに彩ってくれます。

このワイン、おそらく近所のスーパーや酒屋さんで2000円前後で購入できるものですが、2016年の第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)で、各国首脳を始めたとしたVIPたちに振る舞われたスパークリングワインなんです。驚きですよね。

ちなみに、私もかなりお気に入りの一品で、それこそ「幸せになりたい時」に飲みたいスパークリングです。甲州種のワインが好きというのもあるのですが、甲州種は品の良い透き通った香りと酸味が特徴でスッキリとした辛口が心地よいです。山梨県でワインセラーに立ち寄った際は積極的に甲州種の白ワインを選びます。

甲州 酵母の泡

甲州 酵母の泡は『神の雫』にも出てきます。VIPに振る舞った安旨ワインというだけでも”買い”なワインなのに、『神の雫』にも登場するとあっては、買わない理由は無しです!本当に美味しいワインですので、スーパーで見つけたらゼロ秒で買い物カゴにブチ込んでください。(割らないように気を付けて)

いかがでしたでしょうか。日本はワインの後進国。いわゆるニューワールドの国ですが、山梨県や長野県をはじめとした葡萄の産地があり、ワインの生産にチカラを入れている地域が増えて、近年しのぎを削って熱量がかなり高まっています。世界のソムリエも放っておけない程に極まってきています。

そして何より、日本人が日本人の味覚に合うように作りこみ、日本食にもマリアージュするように考えられているのも国産ワインの特徴です。ワインの世界は限りなく広く深いのですが、わが国日本のワインにも興味を持っていただければ、人生が変わります!皆さんの人生に勝利をもたらすワインを見つけられるよう、これからも発信していきます!

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