ワインリスト~安旨ワインを追い求めて④~

ALL

皆さん、こんにちは!
今回はワイン雑談です。今回も自己満足的に安旨ワインについて語っていきます!今回のテーマは「コンビニ・スーパーで買える安旨ワイン」です。いつもそんな感じのワインを取り上げてますけども、より身近なワインを紹介していこ
うと思います。このワインを選んでおけば、失敗した・・と嘆くことはないと思ってます。そして、安価なワインであっても、あることを意識しておけば十分に楽しめるので、最後に触れていきます。では、いきましょう!

デスパーニュ@ファミリーマート

まず、私のワインリストで欠かすことができない存在ですね。DESPAGNE(デスパーニュ)。シャトー・モンペラを手掛けている超名門のワイナリーです。成城石井に駆け込むのは面倒。ネット通販だと今すぐには飲めなくてもどかしい・・!そんなとき、近くにファミリーマートがあれば勝利が確定します。

シャトー・モンペラと比較すると軽い口当たりで飲みやすい仕上がりになっています。私は赤(ルージュ)しか飲んだことがないのですが、白(ブラン)も取り揃えているみたいです。ブランといえば、ソーヴィニョン・ブランを使ったグレープフルーツ系の強い柑橘系の香りと味わいが特徴的で、色味が黄色に帯びているのも特徴の一つです。モンペラ・ブランは感動的に美味しく香り高い仕上がりになっているので、デスパーニュ・ブランを見つけた際にはワクワクしながら手に取ってみたいと思います。

そして、勝利に導く絶対的ジョーカー、我らの『神の雫』とファミリーマートはコラボ企画をしていますね。この辺りも注目です!

ファミリーマートワイン feat. 神の雫

エヴォディア@ローソン

次はローソンから、スペインのevodia(エヴォディア)を紹介します。先に言っておくとこれも『神の雫』に登場するワインです。世界屈指のワイン評論家のロバート・パーカーが毎年のように高得点をつけるバケモノ級の存在です。ローソンと同じく青を基調にしたワインボトルで店頭にポツリと置いてあるのですが、価格も1000円台前半と気合いの入った(?)感じになってます。

エヴォディア

このワインはグルナッシュ(ガルナッチャ)というブドウを使っていて、カベルネ・ソーヴィニョンやピノ・ノワールを始めとした王道的なブドウとは一線を画した香りと味わいになっています。単一品種100%、樹齢100年以上のブドウ畑が織りなすハーモニーがスクリューキャップを開けた瞬間に香り高く広がることでしょう。

マールボロ ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン@セブンイレブン

3大コンビニチェーンの最後を締めるのは王者セブンイレブンです。今回紹介するのは、直感で選んだニュージーランドのMarlborough Breeze Valley Sauvignon Blanc(マールボロ ブリーズ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン)。セブンプレミアムの金のワインシリーズの白ワインです。なお、マールボロ地区はニュージーランドでは有数のワインの産地のようです。そのマールボロ地区で作られているソーヴィニョン・ブランを100%使った白ワインです。(先ほども登場してきましたね)

グレープフルーツとライムを彷彿させるキレの良い酸味が心地よいので、キリッと冷やしてグイっと流し込むと気持ちよくなりそうな仕上がりになっています。ただ、残念なことにこのワインは、復活と廃止を繰り返しているっぽい存在のようで、常にセブンイレブンにいるものではないっぽいです。多くの人が、このワインを愛しているのを最近知りました。その人たちと一緒に、セブンイレブンやヨーカドーに出向いた際には淡い期待を寄せてワインコーナーに立ち寄り、見かけた瞬間にゼロ秒で買い物かごにブチ込みましょう。

実は優秀!ライフのワインは熱い!

首都圏と近畿圏にお住まいの方はご存じの方が多いと思うのですが、スーパーマーケットの「ライフ」には実は安旨ワインが多いのです。これまでに紹介してきた以下のワインは「ライフ」にも揃っています。

・エヴォディア(ワインリスト④)


・藍茜(ワインリスト③)


・萌黄(ワインリスト③)


・甲州 酵母の泡(ワインリスト③)


なんと、赤・白・泡が揃っているではないか!

そして、今回はイタリアのCasale Vecchio Montepulciano d’Abruzzo(カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ)を紹介します。今回のワインリストの中でやや高い価格になりますが、イタリアの質の高いワインを2000円前半くらいの価格で購入できます。このワインはモンテプルチャーノというアブルッツォ州のブドウを100%使用した単一品種の赤ワインです。※通常であれば1本の葡萄の樹に8房の実をつけるところを、4房に制限して、通常の2倍に凝縮して作った1本だから「ダブルッツォ」だと思っていたのだけど、「アブルッツォ州の」という意味だったようです。イタリア語の勉強が足らんっすね。


カサーレ・ヴェッキオ

あとがき ~ワインの道も「急がば回れ」~

ということで、今回はコンビニ・スーパーで買える安旨ワインということで、各店舗ごとに紹介していきました。コンビニで美味しいワインが買える時代になったぞぉー!って感じで嬉しいですね。ただし、コンビニでワインを買う時の注意点があります。それはワイン用の袋ではなく通常のビニール袋詰めになることです。普通にビリッと破れます。お買い求めの際は自前でワイン用の袋か、ビリっといかないヤツを用意しておきましょう。


さて、あとがきでは、安価のワインでもより美味しく楽しむ方法の一つを紹介します。その道の人にとっては基本の「キ」ではあるのですが、ワインが”開く”まで待つ。これがポイントです。

“開く”というのは、比喩表現的な言葉です。簡単に言うと、ワインが空気に触れることで熟成が進み、香りが広がり、味がまろやかになる。ということです。

つまり、抜栓後に「よっしゃー!!」と勢いそのままにグィー!っと流し込むのは良くないってことです。ワインは時間と共に成長し、違う表情を見せてくれます。ワインは人が作りし、人生の縮図みたいなものです。育ってきた土地や環境によって様々な出来姿を見せてくれます。早熟なワインもあれば、何十年も熟成してようやく本領を見せてくれるワインもあります。いずれにしても、抜栓後はワイングラスに注いで、目覚めの時をゆっくり待ちましょう。ワインの果実の香りが抜栓後よりも感じられたら、あとは幸せな時間をお過ごしください。

ワインを開かせるために、デキャンタージュをすることもありますが、個人的にはワイングラスに注いでじっくりと待つ。これでイイんじゃないかなって思います。(デキャンタってなかなかの値段するしね)。ただ、スワリング(グラスを回す)は覚えた方が得すると思うので、是非トライしましょう。

【参考:ワインスクール アカデミー・デュ・ヴァン様】
https://www.adv.gr.jp/blog/tasting/

コメント

タイトルとURLをコピーしました