みなさん、こんにちは!
今回は「生産性にコミット①」で紹介した「2割以下共有」と「期待値調整」の実践として、私の経験談をお話しします。あくまで、私の職場環境で取り組んだことではあるので、皆さんの職場ではそのまま活かせないこともあるかもしれませんが、「あっ、そうやってやるのね。ふ~ん」と理解を深めていただければと思います。
前にも触れましたが、「2割以下共有」と「期待値調整」は、新しいことに挑戦する上で大きな効力を発揮すると考えています。”未経験のタスク、自由度が高い(定型フォーマットが用意されていない)タスクをする際に、超オススメ“と言いましたが、これは実体験に基づいた主張(伝えたいこと)なのです。
ここでは、私の職場でシステム開発運用が変更されたことを受けての、私の思考とアクションについて紹介します。
ここでは、「なぜ、私がそのような行動を取ったのか」「その行動をしたことで、どのような結果に繋がったのか」を考えていただきたいです。
繰り返しになりますが、「2割以下共有」と「期待値調整」を学ぶことは、新しいことに挑戦する方法を学ぶことに繋がると考えています。新しいことに挑戦することは、単純に能力の幅が広がることになりますが、挑戦の過程で知り合いになった人、協力関係になった人との出会いや、より深い関係性の構築をすることに大きな意味があると考えています。
人の成長は自分一人では限りがあります。色々な人の知見・経験則に触れて、思考の発散と収束を繰り返して、人は成長できるものと私は捉えています。新しいことに挑戦するのは勇気が必要です。私も失敗を恐れます。ですが、勇気を振り絞り、失敗への恐れを乗り越える作戦の1つとして、「2割以下共有」と「期待値調整」を私はやっています。ここまでやっても上手くいかないことはありますけど、それでも「ナイストライ!次に繋げよう」と前を向きます。
※勇気の後ろ盾になっているバックボーンの1つとして「アドラー心理学」を私は取り入れてます。このあたりもいずれ発信するかもしれません。
私個人としては、“自走しながら品質・生産性の確保を目指す”ことが、とても大切だと考えており、是非皆さんも取り組んで欲しいと思います。厳しい言い方をすると、いつまでも教わっている立場でいるのは甘えです。教わることや指摘されることはあっても、いずれは自分(たち)で出来るようにならないと、個人としても組織としても成長はあり得ません。
以上が、「2割以下共有」と「期待値調整」の実践エピソードです。
プロとして業務にあたっているので”分かりません”、”自信がありません”というのは勇気がいりますし、時にはその一言で信用を失うこともあるかもしれません。ですが、大失敗に終わることを防ぐための「確認作業」と思えば、少し勇気が湧くかもしれません。
(※)
私がやりとりしていたのは、あくまで同じシステムエンジニア同士のやり取りであり、協業関係にあるので、本音を語れた部分があります。その点は含みおいていただけると幸いです。
逆に言うと、社内やチーム内であったり、もう少し広く言えば協業関係にある他社に対しては同様にやりとりができる可能性があります。可能性を広げるのは、仕事に対する「誠実さ」です。責務を全うする姿勢があってこそ、協力関係が得られると考えています。
是非、誠実な気持ちを持ちながら、生産性向上に取り組んで、人生を変えていきましょう!
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